平成28年予算特別委員会 全部の補足質疑 ( 3月10日)

地域交通戦略・公共バス検討状況

○西山陽介委員  よろしくお願いします。私として最後の質問になるかもしれませんが、地域交通政策を取り上げさせていただきたいと思います。

1つ目は、地域公共バス運行ということで、池07路線がこの27年度で丸5年の運行となりました。款別審査でもこのことについて取り上げがされたことも承知しておりますけれども、この5年間、また今年度は新庁舎の開設にあわせて、いろいろな試行をしていただいたりとかしたところだと思います。

まず、この地域公共バス運行支援についての評価についてお伺いさせていただきます。

○原島都市計画課長  地域交通政策でございますけれども、池07、江古田二又とサンシャインを結ぶ路線について支援をしているといったところでございます。また、新庁舎にあわせてバス停の新設、それから臨時便の運行などをして、またPRもしてきたところでございます。

○西山陽介委員  今、状況は存じていますので、この5年間でどのような運行の支援について評価をされているのか、その点についていま一度お伺いさせていただきます。

○原島都市計画課長  失礼いたしました。運行の支援ということで、5年目になるといったところでございます。そういった中で、満足度、それから収支等々を検証してきているわけでございます。そういった中で、収支が全体の4割以上に行っているか、それから満足度が50%以上行っているかといったところを毎年アンケート、それから収支でチェックをしております。現時点では、両方とも5年間満足しているような状況で推移しているというのが現状でございます。

○西山陽介委員  わかりました。一方、地域交通政策の検討も27年度から進んでいらっしゃるかと思いますけれども、まず事業概要について簡単に御案内ください。

○原島都市計画課長  地域交通政策でございますけれども、27年度新規といったことで、今年度調査をさせていただいたところでございます。具体的には区民アンケート、それから主要な施設でのヒアリングを今年度行ってきておりまして、その内容について現在、精査をしているところでございます。

○西山陽介委員  精査されている途上ということでございますけれども、そこから見えてきた地域交通の現状、そこについて何か所管課のほうで既に承知されている、掌握されているようなことがございましたら御案内いただきたいと思いますが、いかがでしょう。

○原島都市計画課長  具体的にアンケートでございますけれども、区内の15歳以上の方を対象に、無作為に6,000名の方にアンケートを送付をさせていただいたところでございます。そのうちの1,304名の回答を得た、回答率22%といったところでございます。

そういった1,300人からのアンケートから見えてきたところといたしましては、まず、聞いているところとすれば、不便を感じる地区ということで、地区ごとにアンケートをしておりますので、そういった中では、やはり公共交通の不便だと感じている方が多い地域としては、高田、それから雑司が谷、この辺の方々がやはり不便を感じているといったところでございます。また、路線バスの満足度、これについては全地域で半分以上の方がある程度満足をしているというような回答を得ているところでございます。

○西山陽介委員  言わずもがなですが、池袋を中心として、本区の公共交通はもう本当に充足しているというか、こんな多彩な路線があるところはほかにはなかなかないところで、恵まれてはいる。ですけれども、アンケートなどでつぶさに調査をされますと、今御答弁ありましたような地域では、なかなかどうして不便を感じると、そういったことも抽出されてきました。

そういう中で、来年度以降の取り組みについてお伺いをさせていただければと思いますけれども、この地域交通政策について、28年度どのような取り組みをされていくのか、その辺についての概要について御案内いただきたいと思います。

○原島都市計画課長  今年度は地元の調査をさせていただきました。その内容について分析をするとともに、区の内部を含めまして、その方向性について検討していくと。その上で28年、29年、2カ年かけまして、仮称ではございますけれども、豊島区の総合交通計画を策定をして、それの実施に向けて進めていきたいというふうに考えております。

○西山陽介委員  2カ年度かけまして仮称の総合交通計画ですか、その辺を策定を目指されるということで、その中身といいましょうか、どういったところを視点にして、この交通計画を策定を目指していくのか、その視点のありようについて、今お考えのところをお示しいただきたいと思います。いかがでしょう。

○原島都市計画課長  まず、視点といたしましては、先ほど委員もお話しいただきましたとおり、豊島区内、一定の公共交通が完備をしております。そういった意味では、健常者、交通に不便を感じていない方々につきましては、公共交通は満足しているというふうに考えております。

しかし、交通弱者といいますか、高齢者ですとか障害をお持ちの方、こういった方々については、やはり400メートル、500メートル歩くのも大変だというような方々への公共交通のあり方、これを考えていかなくてはいけないというように思っております。また、公共交通といいましても、徒歩、それから自転車、そういったものも含めて、移動の手段としてはいろいろございます。そういった中で総合的な移動の手段という視点、それからどういった方々が支援が必要かというような視点で計画を進めていこうというふうに考えているところでございます。

○西山陽介委員  交通弱者の方への公共的な移動の手段、その確保も視点の中にということで伺いました。交通弱者については、高齢者もそうですし、また障害をお持ちの方もそうであるかと思いますけれども、いわゆる見ばえ的には健常者ですけれども、例えば乳幼児をお連れのママさんですとか、そういった御家庭においても、これは弱者という表現を当てはめていいかどうかわかりませんけれども、移動においては困難を要すると。そういったところで含めていただいてもいいんではないかなと、このように考えているところであります。