平成28年予算委員会 特別会計( 3月 8日)

介護制度改正と介護予防センター取り組み

○西山陽介委員  よろしくお願いします。持続発展都市に向けてということで、今回の予算も、こういう1つの大きなテーマを掲げておられまして、本当にわかりやすい進め方だと理解しています。そういう中で高齢化への対応で、健康長寿まちづくりというような銘を打っておられます。また、編成方針の中には、いつまでも住みなれた地域で生き生きと暮らし続けられる社会を実現するためということで、まさしく地域包括ケアの構築に向けて着々とした事業の展開というふうに思います。高齢になっても地域の中で生きていくことは、高齢じゃなくても、私たち現役世代にとっても、どういう立場であっても、やっぱり住みなれた地域で生き生きと暮らしていけるような、そういった社会の実現は、本当に望まれているところだと思います。議会でも、生き生きと御奮闘されている諸先輩方も中には何名かいらっしゃって、本当に敬意を表する次第でございますけども、そういう中で、やっぱり介護予防をますます展開させていくということで、先ほど、松下委員が触れられておりましたけど、日常生活の支援事業について、ちょっと触れさせていただきたいと思います。

 制度の概要については先ほど御質問ございましたので、省かせていただきますけども、今回、この総合事業を開始するに当たって、まず介護予防のためのサービスが一般介護予防事業というものと、それから今回この生活支援のサービス事業というものに、最終的に2つに振り分けられていくと思うんですけども、それは1人の高齢者の方が介護予防をしていこうというときに、それぞれの流れが違ってくると思うんですけども、それはどういう流れで一般予防介護事業に行くのか、それとも介護予防の生活支援サービスの事業に向けていくのか、その辺ちょっと説明いただきたいと思うんですけど。

○能登地域包括ケア推進担当課長  今回、制度の改正に伴い、サービス利用の流れも若干変わってまいります。これまでは要介護認定申請を受けて介護のサービスを利用される方、また、お元気な方は介護予防の事業を御本人でお申し込みされるという流れでしたが、今回制度の改正に伴いまして、基本チェックリストを実施して、サービスの利用につなげるという流れができてまいりました。

 先ほど、委員がおっしゃっていました介護予防、生活支援サービス事業を利用される方につきましては、基本チェックリストの実施した結果、一定程度の生活機能の低下が認められた方に対しまして、介護予防ケアマネジメント、現在のケアプランに近いものですけれども、それを実施した上でサービス事業に流れていくという形になってまいります。

 一般介護予防事業につきましては、御本人がお申し込みをされる場合のほか、高齢者総合相談センターで御相談をされて、サービスの利用を紹介していくといった流れになってまいります。

○西山陽介委員  そういうことで、ちょっと、ここの流れが1つ、チェックリストを使ったり、そういったことで新たなというか、ことが始まるので、来年度スタートする上で、そういう混乱というか、わかりづらさとがないようにしていかなきゃいけないんじゃないかなと思います。その辺について何か、お考えというのは及ばせておられますかね。

○能登地域包括ケア推進担当課長  利用の流れで混乱が起きないように、現在、要支援認定を受けていらっしゃる方に対しては、更新の御案内を送る際に、事業の御案内を同封して御案内を送らせていただいております。また、広く区民の方に対しても周知などを行っているところです。また、サービス事業そのものの構築につきましても混乱が起きないように、現行と大きく変化のない形で事業の組み立てをしております。

○西山陽介委員  来年度は徐々にという形なのかなとイメージしていますけども、本格実施は実施なんでしょうけど、再来年度以降は、どういう動きになっていくのか、その辺はいかがでしょう。

○能登地域包括ケア推進担当課長  今回の制度改正では、これまでの、サービスのプロがサービスを提供することに加えまして、住民の方などの多様なサービスの主体が、サービスを提供するように、できるようになってまいります。本区では来年度は介護予防・日常生活支援事業を実施いたしますが、混乱を避けるということで、これまでと余り大きく変化のない形で実施してまいります。再来年度以降に向けてですけれども、基準を緩和した訪問型のサービス事業であったり、通所型のサービス事業に加えまして、シルバー人材センターなどによります生活支援のサービスの創出も現在検討しているところです。準備が整い次第、実施に向けて進めていきたいと考えております。

○西山陽介委員  そういう新しい事業を進めていく上で、高齢者総合相談センターでの、そういった役割も必要になってくるんじゃないかなと、そんなふうに考えましたけども、何かその辺、体制とか、そういったことでおありでしたら、言っていただければと思います。

○直江高齢者福祉課長  高齢者総合相談センターですけれども、当然、新しいことが始まります。今後ますますそういった介護予防等も重視していっていただかなければいけないので、体制を強化していかなければいけないと思っていますけれども、来年度、いきなりすぐに、大きく変わることはないと思っていますので、来年度は、とりあえず臨時職員1名相当程度、委託料増額をしているところですけれども、来年度の様子を見て、再来年以降のことは考えてまいりたいというところです。

○西山陽介委員  だれもがどういう状態であってもというか、健康なうちから、機能が衰えないうちから介護予防に取り組んでいくという意味では、こういう総合事業が、どちらかというと、すそ野が広がっていくのかなと、そんな感じでイメージをさせていただいております。

 そういう意味で、今回、重点事業の中で介護予防センターを、まずは2カ所からでしょうかね、スタートするということで、こちらの事業の費用は、一般会計の、施設のことですから一般会計だと思いますけども、そういうことで踏まえていますけども、今回、場所が菊かおる園と、高田のほうということで、どっちかというと東側で2カ所スタートですけど、今後の展開、ちょっと、ここだけ余談で申しわけないですけども、ちょっと触れていただきたいと思います。

○能登地域包括ケア推進担当課長  今後の介護予防に関しては、高齢者御自身が、御自身の介護予防を自己管理することが大変重要になってくると考えております。そのための機能を備えたセンターを今後、高齢者総合相談センターの圏域ごとに設置していきたいと考えているところです。