平成28年予算委員会 一般会計補足1~9( 3月 7日)

スマホによるトラブル等対策

○西山陽介委員  今お話ありました携帯電話、最近はスマートフォンというんでしょうか、そちらのほうが主流になっているようですけども、こちらもやはり青少年の間では犯罪の被害の要因に大きくなっているんじゃないかとも思われますけども、この携帯、スマートフォンなどについての学校においての指導ですとか、また子どもたちや保護者、PTA向けに、また、子どもたち、保護者内でどういった取り組み、御指導あわせて、その辺をちょっとひっくるめてお知らせいただきたいと思います。

○清野指導課長  本区におきましてはすべての小・中学校で情報モラル教育を教育課程に位置づけて、スマホの使い方等について指導しております。スマホによるトラブル、ラインアプリ、SNSの使い方、あるいはフィルタリングの活用等について指導しております。また、本区におきましては、昨年12月に教育だより豊島の臨時号を出しまして、すべての保護者の皆様に、「スマホするなら勉強を、ゲームするなら手伝いや家族団らんの時間に」と題して教育長が巻頭言を書き、御家庭に協力を求めております。また千川中では、生徒会が中心となった携帯の適正な利用についての取り組み、あるいは目白小ではPTAが主体となってスマホ利用について保護者への働きかけを行うなど、さまざまな取り組みが進められているところでございます。

○西山陽介委員  もう時間も迫ってきましたんで、まとめていきたいと思いますけど、どうしていじめが起きるんだろうか。どうしたらいじめのない学校の環境というものがなっていくんだろうか。これはやっぱり学校内だけにとどまらないことじゃないか。私たち大人社会の縮図や、また責任の中にもあるではないか。こんなような思いもしています。

 何遍も私どもはこのいじめの問題について申し上げていることですけども、いじめはいじめたほうが100%悪いと。これを基本中の基本で据えていくべきだ。このようにいつもお話をさせていただいております。今、重大事案はないということでありましたけども、どうか、そういったいじめというような問題があらわれそうになったとき、またあらわれたときには、学校の先生お一人が抱え込むことがないように、それから、学校だけが抱え込むことがないように、それぞれの機関の関係者の方々が本当に顔を突き合わせながら、いじめている子、またはいじめられている子、双方とも、次の将来に向かった大事な存在だと思いますので、かかわっていってあげてほしいなと、こんなふうに思います。

 私、自分の家の近隣にある中学生がいまして、学校行くのが嫌だなと思うことないなんて気軽に声かけたりしたんですけども、逆に、毎日行くのが楽しいというふうに言っていまして、部活が楽しいし、それから友達もいるし、それから給食もおいしいしと言っていました。だから、朝も早く起きられるんだというふうに言っていまして、そういう子どもたちが、豊島の子どもたちがみんなこうであったらいいななんていうふうに感じた次第でございます。

 このいじめのない学校づくり、それから、いじめを起こさせない学校づくり、それから、いじめが起きたとしても決して見過ごすことがない学校づくりなど、すべての子どもたちが安心した学校生活を送ることができる、そういった環境を実現されるよう強く望みまして、この点について終了させていただきたいと思います。御所見がありましたら、いただきたいと思います。

○三田教育長  西山委員からは大変重要な、教育の根幹というか、そういうことにかかわって御指摘いただいたかというふうに受けとめております。いじめは永遠のテーマであっては本来いけないわけでございまして、やはりゼロにしていくということが私どもが目指すべきものだと思いますが、現実は、いじめはあるという前提でやると。つまり、いつでもソーシャルスキルが十分でない子どもたちにとってはそうした可能性を秘めているということで、本区が独自に、23区先立って、いじめ対策防止条例をつくったのも、そうした私どもの決意として、絶対に起こさせないということは、常日ごろからそういうスクランブル体制がとれる学校組織にしていかなきゃいけない。

 それから、早期に発見して重大化しないようにしていかなきゃいけない。重症化したいろんな全国の事例から学んで、私どもはそうした教訓の上に立ってやっていこうという決意のあらわれだというふうに思いますし、データを見ましても、やはりいじめによる不登校というのは、残念ながら、昨年、ことし、1件ずつあるんですね。ですから、やはり、こうした意味では、解決といっても、その場の解決であるのか、根本的な解決であるのかということは十分に見ていかなきゃいけない。

 ハイパーQUは、そういう意味で、経過を見ていく上でも非常に有意義な1つのツールだというふうに思っておりますので、こうした御理解を議会の皆様方、また保護者や地域の皆様方にいただきながら、地域の子どもをみんなで見守っていくと。そして、学校ももちろんその先頭に立って、やはりいじめをなくすためには、いじめをしない教育をしなきゃいけないですね。つまり、いじめしちゃだめだ、だめだじゃなくて、人に優しくする。人をいたわる。思いやる。あるいはお互いさまと言える。とがったことでじゃなくて、やはりそこに1つ、人間として妥協点も持ちながら、あるいは大事なことはしっかり主張しながらも、相手の主張も受け入れていくような、そういう心の広さ、そういうものはやはり人間の成長とともに身につけていかなきゃいけない知恵だと思うんですね。

 そうしたことを私どももこれからも大事にしてまいりますので、下りのエスカレータをいつも上っているようなものだと私は学校に言っていますけども、本当にそういう気持ちを忘れないで、日々、教育実践に努めてまいりたいというふうに思います。