平成28年予算委員会 文化商工・教育費 ( 3月 4日)

ビジサポ・都支援事業等で創業起業支援

○西山陽介委員  よろしくお願いします。私からは、基本計画でも重点施策となっております新たなビジネス展開の支援ということで、主に起業、創業の促進についてお尋ねさせていただければと思います。

 基本計画の施策の目標にも、開業率の向上を図るために、関係団体との連携を強化されて、起業家をサポートする体制の充実を図ると、このように記載がございます。全国的に見ても、起業家数ですとか、また、起業を御希望される方が減少傾向にあるのではないかと、このように聞いております。この起業希望者のすそ野を拡大していくためにも、潜在的な希望者を掘り起こして、そのような相談体制とか、ワンストップ体制とか、そういったものが全国でも望まれていると。

 そういう中で、本区では、本当に先駆的にとしまビジネスサポートセンター、これを立ち上げられて、この成果というものは、本当にはかり知れない成果を上げていらっしゃるのではないかと、このように思っておりますけれども、まず、このビジサポのこれまでの成果等、事業として、所管として、どのように御評価されているのか、お聞かせいただきたいと思います。

○田中生活産業課長  としまビジネスサポートセンターでございますが、昨年、5周年を迎えまして、6年目に入ってございます。この間、地域の金融機関等との協働でのセンターの開設ということで、全国でも珍しいケースということもありまして、いろいろなモデルとしまして、経済産業省から全国に紹介されて、視察も多くございます。

 その中で、創業支援に関しましても、特に国のほうで、平成26年に産業競争力強化法によりまして、創業期、成長期、成熟期、停滞期といった事業の発展段階に合わせた支援策を強化しようということで、としまビジサポのほうも取り組んでいるところでございます。

 平成27年に関しましては、創業相談、創業支援を拡充いたしまして、女性のためのサクラーヌbiz応援プロジェクトなどを新たに展開したところでございます。

○西山陽介委員  そういう中で、全国からも注目をされておりまして、その成果も本当に手に取るように拝見をさせていただいているところだと思っています。

 また、東京都では、創業活性化特別支援事業ということで、都の長期ビジョンで掲げた開業率というものを10%と数字化をしております。本区では、この開業率とか、東京都はこう言っていますけども、そういうような起業、また、創業について、数値的な目標等、そういった考え方があるのかどうか、その辺についてはいかがですか。

○田中生活産業課長  開業率をアップさせようという国全体の試みはあるというところではございますが、開業率につきましては、都道府県単位、また、市町村単位での提示がございませんで、開業率そのものを区が把握するということはできにくいのでございますが、例えば経済センサスで同じようなデータで考えますと、創業比率というものがございまして、地域の人口に対する創業の割合というのが出ております。これはリーサスにも出てございますが、現状で都内では62市町村のうち11位という状況でございます。また、全国にしますと、1,741自治体のうち102位ということでございます。また、そういったところから、これからそれがどう順位を上げていくかといったところが、今後の課題と考えております。

○西山陽介委員  ぜひ1けた以内ということで、ナンバーワンを目指していただきたいと思います。

 また、都の助成事業としては創業予定者の助成ということで、事務所の借り上げ費ですとか、また、広告費の一部、また、インキュベーション施設の運営事業者への助成ということで、そういったことも都のほうで掲げておりますけども、そういう中で、この基本計画にも、インキュベーション施設について開設をねらっていくというか、そういうような予定も記載がございます。

 この本区でのインキュベーションの施設についてどのようなねらいを持って取り組まれているのか、まず、その辺をお聞かせください。

○田中生活産業課長  現在の起業、創業支援の中で、これまでソフトの面での支援策というのはある程度充実をさせてまいりました。残るはハードの支援ということで、インキュベーションの施設ということになろうかと思っております。

 この考えに至ったのが、中小企業白書によりますと、起業家が起業のときに直面する課題の上位3つとして、経営知識の習得、販売先の確保、そのほか資金調達ということで第3位に入っております。また一方で、起業家が起業を断念しそうになった際に直面した課題については、資金調達が第1位とはね上がってまいります。

 このように、起業するときについては、ほぼ必ずと言っていいほど資金の調達がかぎになってまいります。その一番苦しい起業前後に集中して支援する、そういう意味でのインキュベーション施設、安価な施設の提供であろうかと考えております。