平成28年予算委員会 文化商工・教育費 ( 3月 4日)

インキュベーションオフィス

○西山陽介委員  そういう中で踏ん張って、事業を何とか軌道に乗せようということで、その取っかかりの部分でさまざまな支援を講ずることができれば、やがて軌道に乗っていく、そして、事業の展開が拡大していく、このことにつながっていくのかなと思います。

そういう中の一環として、インキュベーションオフィスという、場を提供して、そこで事業が展開していくということで、インキュベーションという意味についてなんですけれども、これ、間違っていたら御指摘いただきたいと思いますが、卵をかえすという意味なんですかね。そういう意味で、起業家の育成ですとか新しいビジネスを支援することというのがインキュベーションだと、そのように伺いました。

そういう中で、このインキュベーションの施設については、私ども公明党としましても、本当に前から取り組みを促しさせていただいてきております。古くは小倉秀雄元議員も、この施設の重要性ですとか起業、創業について取り組むべしと、このように強く訴えたことも先輩方から伺いました。

また、島村議員からは、平成18年の一般質問においても、空きビルですとか空き店舗を活用したインキュベート施設の整備についてお尋ねをさせていただいておりますし、また、昨年の一般質問では、同じく北九州市のリノベーションのまちづくりを会派視察を通しまして、この事例を取り上げた上で、改めて創業、起業を後押しするための本区での取り組みをお伺いさせていただいたところでございます。

具体的に、このインキュベーションオフィスの設置について、今後の構想についてお聞かせいただきたいと思います。

○田中生活産業課長  具体的には、現在休館しております勤労福祉会館がリニューアルオープンする平成29年4月以降に中に入ります区民活動センターと併設いたしまして設置をしたいと考えております。今考えておりますのは、個室の方式ではなく、シェアードオフィスの方式と申しまして、共同で使うオフィスでございます。もちろんパソコンが使えるコーナー、それからロッカーやメールボックスの貸し出し、打ち合わせができるコーナー、図書などの閲覧ができるコーナーなど、そういった設備を区民活動センターと共有しながら展開してまいりたいと考えております。

○西山陽介委員  各地でもこういう取り組みはあろうかと思います。最近、聞きましたのが、前橋市ですね。前橋市では、前橋市創業センターというものを市街地に開設をしまして、これは4階建ての空きビルを改修してインキュベーション機能となるオフィス、大小6部屋と、それからパソコンがあれば仕事が成り立つパーテーションタイプのブース、これをしつらえまして、原則3年利用できる。そのようなことが始まって、もう本当に募集を開始したら希望者が殺到して、もうすぐに満杯になった。このようなことも聞いております。

そういったことも初め、他区ではこういうような機能の施設というのはどういう状況になっているのでしょうか。

○田中生活産業課長  調べておりますが、私どものようにシェアードオフィスで展開しているもの、それから個室のオフィスを提供しているもの、SOHOなども含めますと、23区中十三、四区程度が何らかの施設を持っているというところでございます。

○西山陽介委員  今後、その整備については、順次計画されていくと思うんですけれども、例えば、平成28年度、来年度にその経費ですとか、それ以降、今度新しくできるとしま産業振興プラザでの区民活動センターとのシェアしながらということですので、今後どういう計画で、どれぐらいの事業費を計画していくのか、その辺についてお示しいただければと思います。

○田中生活産業課長  実際に設立というか、設置いたしますのが平成29年4月ということで、平成28年度予算に関しましては、その広報に当たりますチラシの作成ですとか、そういったものの経費を幾ばくかちょうだいする予定でございます。さまざまな備品ですとか、そういった設備につきましては、平成29年度予算で計上させていただきたいと考えております。

○西山陽介委員  るるお伺いさせていただきましたが、私ども公明党としても、この起業、創業支援をもって、この地域経済、豊島区の経済に少しでも発展に寄与できればと考えております。そういう中で、この創業が功を奏していくことが豊島区の持続発展都市を果たしていくこと、それがこのインキュベーションということがキーワードの1つと、このようになっていると思います。

今、メモが回ってまいりまして、このことについて最後、副区長からコメントをいただくようにということでメモが回ってまいりましたので、残り35秒、よろしくお願いいたします。

○渡邉副区長  西山委員御指摘のとおり、いわゆる起業支援、創業支援、これからの豊島区の産業のみならず、まさに持続可能な都市にしていく上で非常に重要な施策というふうに考えております。現在、国際アート・カルチャー都市の構想戦略の中でも、まさにスタートアップを担うまちが豊島区であるということで、これに対する支援を充実していきたいと考えております。

また、今回、発言されたのは公共側ですけれども、民間での動きも非常に活発になってきております。本当にモンパルナス、あるいはトキワ荘とつながってきた、新しい文化を生み出した流れが第3の波という形で今豊島区に訪れていると私も考えております。

従来のいわゆる文化だけではなくて、クリエイティブなさまざまな活動が生まれていく、そういった豊島区をつくり出すべく取り組んでいきたいと思います。