平成28年予算委員会 福祉・衛生費( 3月 1日)

民間支援団体サポートについて

○西山陽介委員 それで、今年度から始まっている事業でありますけれども、この子ども、また若者支援について、今後の支援はどのようになっていくのか、その辺についてお聞かせください。

○副島生活福祉課長  現在、豊島区の中に本当に民間の支援団体の方のサポートがたくさんできていまして、そういったものとやはり今、とこネットといって、豊島区のほうで支援のネットワークできておりますので、そういったところを連携して活用すると、そういったことをやっていきたいと思っています。

 それから、まずなるべく早期な支援ということで、幼児のうちからやりたいということでございます。また、高校にはほぼ進学しているのですが、やはり貧困の連鎖を絶つということで、高校を進学した後に中途退学しないように支援をしていくために、人生の目標というものを早目に見つけられるように、いろんな方との出会いを通して支援を行っていきたいと考えてございます。

○西山陽介委員  一方、このセーフティネットの支援対策事業として実施をしてきたそのほかの自立支援事業なんかも、これまで全額国庫負担で来たと思っています。それが各自治体ごとに、その事業ごとに規定された補助率に変わるということで、区のほうにも一定の負担が生じるのではないかと、そのように聞いておりますけども、来年度の区のこの一般財源による負担というものがどういう状況になるのか、それについてはいかがでしょうか。

○副島生活福祉課長  平成17年から始まった自立支援事業でございますが、本当に国庫負担が10分の10だった時期が終わりまして、27年度から一般財源の導入が始まりました。28年度につきましては、一般財源で4,600万円を計上してございます。

○西山陽介委員  大事な事業だと思いますので、しっかりと予算を確保していただいて、この事業の継続を果たしていただきたい。決してこの事業が後退して、苦しんでいる御家庭に対してその手が差し伸べられなくなるということがないように、いま一度その今後の取り組みについてそのお考えをお示しいただきたいと思います。

○吉末保健福祉部長  今の課長から御答弁させていただいたとおり、保健福祉部では、生活保護世帯を対象とした子ども・若者支援事業、それから生活困窮者自立支援制度では、日々の相談の中、それから先ほど申し上げましたとこネットということで、無料学習支援に対しまして、使用料の補助とか、ネットワークを立ち上げる、そういったことでかかわっているところでございます。

 子どもの貧困につきましては、子どもが経済的に貧困であるだけでなく、地域の人たちとかかわりを持てない、そういう大きな問題がございます。私どもでは、地域保健福祉計画、それから子どもプランでも子どもの貧困対策についてはきちんと取り上げて対応しているところでございます。将来的な部分で、貧困の連鎖ということで子どもが将来を閉ざされるようなことがないよう、先般、子どもの貧困対策調整会議も立ち上げたところでございます。今後とも関係機関や庁内部局でも連携をとりまして、子どもの貧困対策をしっかり進めてまいりたいと考えてございます。

○西山陽介委員  現代の貧困の連鎖の問題というのは、その親ですとか、また家庭という個別とか個人という責任論ではもう解決できない状態に入っていると思います。家庭でやるべきだよという一言は簡単かもしれませんけども、それで放置してしまうということは、逆にその社会がその家庭や親などに対するネグレクトとも言えるような、そういった視線というか、そういった目線になってしまうことはやはり怖いことだと思います。

 本区はやっぱり女性に優しく住みやすい区を目指していくわけですので、引き続きこの支援の強化を図っていただきたいと思いますし、個別の対応、継続の対応、そして専門知識を有した方など、費用もまたお時間もかかるかと思いますけれども、その成果は必ず実となって花となって開いてくると思います。そういう中で育った子どもが、繰り返しになりますけども、経済的にも、社会的にも本当に自立をしていただいて、その後、社会に有益な人生が送れるように強く願いますし、また私たち大人もしっかり見守っていきたい、このように思っております。

 質問を終わります。

○高野区長  今、いろいろお話あったように、今回の予算についてはまだまだこれから御審査もいただきますけど、女性に優しいまちづくりという形がすべての基本になっておりまして、子どもの貧困からあらゆるものに対して私は取り組む姿勢、いわば今までの予算の組み立てとは全く違った形の中で、正面からこういったものにぶつかっていきたいという思いでありますので、どうかいろんな面で私は今回の予算は、今おっしゃったような点についても十分、また後半も御審査いただきますけれど、すべてにこれらがつながっているということをぜひお話をしたい。そういうことであります。よろしくどうぞ。