平成28年予算委員会 福祉・衛生費( 3月 1日)

地域型保育所3歳児の連携園等待機児童対策

○西山陽介委員  お取り組みありがとうございます。一方、この地域型保育ですと、通常2歳児までということで、その後の受け皿ということが大きな課題の1つになっています。そういう中で、いわゆることしの4月1日入園に伴う小規模保育所、地域型保育所を卒園して、新たなところへという方の選考もあったと思いますけども、そもそも子ども・子育て支援法の中で、この地域型保育所については、その後の受け皿としての連携園をしっかり検討して整備していくことがあったと思いますけれども、この辺の認可保育所との連携の状況について、この辺についてはいかがでしょうか。

○小野寺保育政策担当課長  3歳児の受け入れ枠についての連携ということで申しますと、今現在はまだそういった連携の仕組みはつくっておりません。というのは、豊島区、待機児童対策で今、さまざまなエリアに認可保育園ですとか小規模保育所をつくっております。この位置関係が最終的にはっきりしないと、せっかくつくっても、また組み直して、また再度調整しなければならないという手間が生じますので、遅くとも来年度末までには、ある程度待機児童対策として区内に必要な認可保育所、それから小規模保育所の位置関係がはっきりしますので、この時点までにそれぞれの園同士の定員構成ですとか立地関係、そういったものを考慮して、しっかりした受け入れ枠の設定をしてまいります。

 それまでの間につきましては、地域型保育事業所を卒園するお子さんに一定程度の指数を加算して、他のお子さんよりは認可保育所等の3歳児の枠に入りやすいような、そういった工夫をしております。

○西山陽介委員  今ありましたように、指数を加算をして、優先的に御希望される認可園のほうに入っていただくという、そういったことで措置されているかと思います。この連携園の取り組みは、恐らく来年度、下地をつくってくださるということだと思うんですけども、この地域型保育所と、それから連携園がきっちりタッグというか、スムーズにお子さんが入れるようになるということは、これまでのように改めて申請をしなくても、もう自動的に行けると、そういうような考え方でいいのかどうか。その辺についてちょっと確認しておきたいと思いますが、いかがでしょう。

○橋爪保育課長  細かい点はこれからまた詳細は詰めていかなくてはいけないと思いますが、申請については、やはり別の園に行くということにもなりますし、また、連携園以外を希望するというような場合もあろうかと思いますので、そういったところを考えますと、やはり改めて申請をしていただくというところで、連携園を希望する場合については最優先で入園できるような、そういったことに今後進んでいくのではないかと考えております。

○西山陽介委員  申請をするということは、選考されるということだとすると、やはり保護者の方の心の負担というのは、やはりいかばかりかあると思いますよね。例えば保護者の希望で連携園以外のところを希望されるとか、その御家庭の事情で何かしら変えたいということであれば、それは一定の手続を踏まえる必要があって、それには、もしかしたら選考という部分が入ってくるかもしれないけども、大多数の場合は認可保育園に入りたくても入れなくて、その制度の1つである小規模保育所、地域型保育所に入っていらっしゃる方、変わってくださった方ということが背景として、やはり大きな視点であるわけですので、そういう意味では、今後、連携園としての地域型保育所と認可保育所が道筋としてできるのであれば、そういった申請もなく入れるような仕組みというものを考えていただきたいと。これは意見としてまた申し上げておきたいと思います。

 そういう意味で、女性に優しいまちづくりというのが、今回、予算委員会の中、またこの予算の編成の中でも大きなテーマの中でうたわれています。そういう中でも、この待機児童の対策、しっかりとゼロに向けてラストスパートと重点施策の資料にも掲げてありますけども、この平成29年度に向けて、この待機児童の対策、ラストスパートとありますけれども、その辺の意気込みをぜひお聞かせいただければと思いますが、いかがでしょうか。

○石橋子ども家庭部長  待機児童対策につきましては、精力的に進めているところでございますが、やはり子どもの人口も今ふえている状態、あと、それにプラスしまして、保育園を希望される方の割合は前よりもふえている状況でございます。そういう状況の中で、どうしてもゼロ歳から1歳というところが、なかなか待機児童が解消されないというのが今の現状でございますけども、そこのところ特に重点を置きまして、1日でも早く待機児童を解消できるように努めてまいりたいと思ってございます。

○西山陽介委員  何も4月1日時点でゼロになればいいということではないと思います。本当に安心して子どもを産みたいと願い、そして、安心して子育てができるという、そういうことが機運といいましょうか、そういう空気といいましょうか、そういったものが存在してくることが本当に優しいまちづくりじゃないかなと。それを目指していくことが本当に豊島区が選ばれていく、そして、持続発展していくというまちにつながっていくものと、私はそういうふうに思います。

 今、育休の制度とか、そういったものがありまして、仕事を休みながらでも子育てができる環境が整いつつあると思いますけども、それでも4月1日を目指すということだけではなくて、それぞれの御家庭が希望するときにやはり保育園に入れるという、そのことをもって、私は待機児童がゼロになったということのあかしになるんじゃないかなと、そんなふうに思います。

 改めてこれは大きな待機児童の対策をゼロに向かわせることについては重要な視点だと。また、豊島区の将来を担っていくことの1つだと思いますので、できますれば、区長、御決意をいただければありがたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

○高野区長  私もこの待機児童を含めながら、子育て、あるいは子どもの環境等々、これは最大の課題と認識をしておりまして、私も29年にはゼロに向かってというように、区民を初め議会にもお約束をしているわけであります。ただ、私たちの想定以上に、本当に目標を立ててもなかなか、次からどんどんふえていく。それはありがたいことですけど、その対応というものを、ただゼロにするということの目標以上に、やはり安心して子どもを産み育てられるというのが基本的な形でありますので、そして、その対策としての1つとして、待機児童という形があるわけでありますけど、私は、これらの政策すべてもう一度、根本からやはり計画を改めて考えていく。いろいろ現場ではそれぞれの答弁をいたしましたけれど、もっと全体的な形の中でどう取り組んでいくかということを、この平成28年、しっかりして目標を持っていかなきゃいけない。

 29年ゼロだから終わりじゃありません。おっしゃったように、これらについて、私は永遠に大きな課題としてあるわけでありますので、それについては、本当に女性に優しいまちづくりというような形の中の取り組みも含めながら、全庁的に、その担当だけでなくて、全庁的に取り組んでいけるような、そういうことを構築しなければいけないという強い思いを持っておりますので、ただいまの御意見を十分に尊重しながら、これらの対策についてしっかりと進めてまいりたいと思いますので、どうぞよろしく。