豊島区議会議員 西山ようすけ

令和 2年決算委員会 10月 9日議会・政経・総務費

【東アジア文化都市推進事業・SDGSモデル事業】

201009nishiyama

○西山陽介委員  どうぞよろしくお願いいたします。公明党として、この款別スタート切るに当たりまして、最初に取り上げるテーマ何にしようかということで考えてきたわけでございますけども、最初は、国際文化プロジェクトの推進について取上げをさせていただきたいと思います。

高野区長が就任されまして、高野区政の文化を基軸にしたまちづくり、この大きな柱の一つは現在も掲げてあります。これはもう一貫して高野区長の変わらぬ方針ということで、これまで豊島区がこの文化を本当に基軸にしながらいろいろな場面を乗り越えてきた。危機のあるときも、またそうでない状況のときも、この文化を大きく推進してきた。このような歴史というものは厳然と残っているというふうに思っているわけでございます。

そういう中で、昨年度、令和元年度でこの一番大きなプロジェクトの一つというふうに言えるのが東アジア文化都市の事業だったというふうに思います。

まずは、この東アジア文化都市推進事業について、簡潔で結構ですので、事業概要についてお知らせいただければと思います。

○馬場国際文化プロジェクト推進室長  2019年、豊島区は、文化庁の支援を受けまして、東アジア文化都市2019豊島ということで取り組みをさせていただきました。中国は西安市、そして韓国は仁川市という、この3都市で文化を通じた交流をするということで、3カ国を通じてお互いに文化の国際発信に努めていこうというところでございました。

様々な事業はございました。総事業数は397事業に及びます。

来場者数につきましては、353万人を数え、たくさんの方に集まっていただきまして、そこで豊島区のこれまでの、今、西山先生おっしゃられました、こうした文化の取組みをしっかりと豊島区として、そして日本を代表する都市として、今回いろいろな形で発信をさせていただきました。

とりわけ大きな特徴としましては、民間の交流も進めながら、あわせて3カ国のそれぞれの都市を訪問して、お互いに文化を通じて心温め合う交流をしてきたところは大きな成果になっているかと思います。

簡単でございますが。

○西山陽介委員  この民間レベルの交流ということで、私ども区議団も参加をさせていただきました。先方との交流もさることながら、区民、御一緒に御参加いただいた区民の方々との横の連携といいましょうか、そういった交流もできたことはとても財産として残ることだなというふうに思っておりました。

では、これだけの規模として事業を行ってきたわけですけども、終了といいましょうか、一つのピリオドを一つの区切りとして打たれた結果としてどのような評価を区としては持ってらっしゃるのか、その辺について御説明いただきたいと思います。

○馬場国際文化プロジェクト推進室長  今回、この東アジア文化都市を経まして、先生のお手元にもございますが、事業報告書のほうを送らせていただいております。その中の成果レポート等にも記載してございますが、様々な評価手法からの評価を実施しております。

その中には、やはり豊島区の芸術文化に関するイメージとしましても、大変ポイントが上がってございます。豊島区は文化に力を入れていると考える方がこの東アジア文化都市を通じて、26%から31%と、5ポイントも増加いたしました。また、豊島区民であることへの誇り、まさにまちへの誇りというのは国際アート・カルチャー都市の大きな狙いでございまして、その分につきましても54%から59%ということで5ポイント増加もしております。

ただ、ほかにもございますけれども、やはりそれぞれの人が主役ということで人に焦点を当てた部分につきましては、皆さん、大変に開催に意義があったということで、これは豊島区民だけでなく、1都3県でも、皆さんやはり豊島区に訪れる方も多いので、そういう中でも大変な評価もいただいているところでございました。

職員にとりましても若手職員を中心に国家プロジェクト積極的に参加するという、まさに我々にとっては全く初めての経験でございますので、なかなかこれまで言葉では、国際文化交流とはいいながら、実際にどのように進めていくかというのは経験値に基づかなきゃいけませんので、それぞれ汗をかきながら地域の皆様、企業の皆様、そして先生方とも一緒にこの東アジアを進めさせていただいたということで、そういう意味でも今この今年度踏まえましてもその成果が十分に生かされているのではないかなというふうに実感しているところでございます。

以上でございます。

○西山陽介委員  この事業が単年度でやった打上げ花火的なことであっては、それは非常につながらないことになるというふうに思います。

そういった評価を分析されて、それでは、今年度、この東アジア文化都市事業を経て、今年度何かされていることなどございましたら御紹介いただきたいと思います。

○馬場国際文化プロジェクト推進室長  今年度文化庁も引き続きこのレガシーというものを応援しますということでお言葉いただいている中、何しろコロナでコロナ禍になりまして、なかなか交流をすぐに進めることができなくなりました。

その中で、やはり中国の西安市、そして仁川市もせっかくのこの交流をやはり絶やしてはいけないということで、まずは西安市のほうから御提案がありまして、3都市共同の音楽映像をつくりませんかということで、今回文化庁の予算を使いまして、いわゆる東アジア文化都市日中韓共同制作音楽映像「同じ家族、同じ愛」と題しまして、それぞれの国から男女、できれば地元の方が歌うという形で結びつくという形で、1曲を基に三者が歌うというものを制作させていただきました。9月下旬に完成しまして、今、庁舎内でもロビーといいますか、各階の映像のところにも流させていただいたり、あるいはユーチューブ等でも流させていただいているところでございます。

あわせて、実は一昨日なんですが、今度は仁川市のほうから、ぜひ、このような形で今度は仁川市が、3カ国で音楽映像のつながりをしたいという今申し出も来ておりまして、昨日文化庁に確認したところ、ぜひこういった形でレガシーを続けてほしいということで、なかなか交流はできませんけれども、少なくとも私たち昨年の映像も織り交ぜながら、改めてこれをレガシーとしてつなげていこうというそういうことで今、次の取組みを進めているところでございます。

○西山陽介委員  この時期というのは妙なもので、今年が本区のこの東アジアの年だったとすると本当に何も難しかったなと思います。本当に昨年この3カ国で友好関係を結ぶことができて、それで今年、またその先ということで、今コロナの時代というか、コロナの状況ということで、なかなか直接的な交流というのは難しいのかもしれませんけども、やはり絆というものが芽生えていくということについては変わらないでいくんだろうというふうに思います。

また、国際文化を推進していく上では、特命大使の皆様のお力も本当に力強く御貢献いただいた、このように思っています。この国際アート・カルチャー特命大使の皆様のこれまでの役割、それから今後についてどのようにお考えでしょうか。

○馬場国際文化プロジェクト推進室長  先生おっしゃるとおり、まさに国際アート・カルチャー都市の重要な担い手でございます国際アート・カルチャー特命大使の皆さん、こちらの皆さんは、本当に豊島区を、そして、これからの豊島区の未来を応援していただくということで自ら手を挙げられた皆さんです。平成27年度以降続々と参加者が増えまして、今1,500名に及んでおりますが、当初は、まだ国際アート・カルチャー都市はできておりませんので、まちができてない中でどのように今のまちの魅力を発信したらいいだろうか、それから、こんなに豊島区はすてきなんだよという形で周りの人にお声がけをしていく、そういった活動から始まっておりました。そして、豊島区の文化事業、文化のまちづくりをしておりますので、それを理解していただこうということで、そういったものに参加してくださいということでお願いをしておりました。だんだんまちができ上がっていくにつれ、皆さんも参加意欲が増していき、自分たちで今度はそういった文化事業をやっていこうというお声がたくさん出てまいりました。人も増えてまいりました。それでは、皆さんでそれを一緒に応援しましょうということで自主事業というのをつくりまして、大変皆さん手作りでございますけれども、集まった賛同金の中で本当に限られたお金ですけれども、そこで、皆さんそれぞれ地域で文化関係の事業を行って、そこでまた皆さんが心を寄せ合って、豊島区のよさを改めて認識する、そういった動きになってございました。

この度豊島区がSDGs未来都市に選ばれました。SDGs未来都市のこの形は、先般、高野区長からもお話がありましたが、まさにこの国際アート・カルチャー都市を推進していく中のその形と非常に一致しているところがあるというところでございます。これから、まさに、この国際アート・カルチャー都市のまちづくりがさらに持続可能な形になっていくために、このSDGsというものを大使の皆さんと一緒に盛り上げていく。もちろん、皆さん最初、SDGs、意味がなかなかわからないところもございます。それを、共にこれまでと同じように、アート・カルチャーを体で覚えていただいたときと同じようにSDGsも一緒に参画しながら皆さんとともにこの豊島区を応援していきたい、そういう声をしっかり受け止めながら、豊島区としては応援していきたいと思っておる次第です。

○西山陽介委員  この質問のまとめに入っていきたいと思います。今、御答弁いただいたように、このSDGsの視点が新たに、また鮮明にこの国際文化のプロジェクトというか、推進について取り組まれていくということを確認をさせていただきました。

これら東アジア文化都市、特命大使の皆さんのお力を借りながら、また、それをこれからも拡大していくその輪となっていくということを大きく期待をさせていただくところでございます。

23のプロジェクトと区長がよくおっしゃっておられます。この23のプロジェクトの一応のピリオドというものが打たれた年ということが昨年度の年であったと思います。さあ、舞台は整ったということが言えるのではないかと思います。昨日の区長の御答弁でも、これから魂を入れていくんだと、そのような表現もされてきました。今後の国際アート・カルチャー都市を実現するこの豊島区に向けての所信をいただいて、この質問の終わりにしたいと思います。

○高野区長  昨日も外国の記者さんが取材に参りまして、日本には発信しない外国、世界へ発信していくということで、非常に長い時間取材を受けました。それは、どうして、この豊島区がこのような形の中でまちづくりが進み、そして非常に勢いもあるし、高い評価も受けているというような大変ありがたい評価いただいて、質問にもお答えいたしましたが、まさに私は、消滅可能性都市から始まったまちづくり、そこに国際アート・カルチャー都市が目標を定めて、さらにそれを加速するような形の中でSDGs未来都市というような一連の流れが、非常に明確に流れが、目標が、将来像が示されると。私は、消滅可能性都市、何でこの豊島区がというような形の中では、豊島区は、本当に特色はないといいますか、普通の自治体と言っちゃうとあれですけど、そういう意味で日本の推進力になるようなと、こういう形からスタートさせていただいたと思っておりまして、今回、こういう一連の流れは非常に豊島区においてはラッキーだったというか、非常に運がいいというか、東アジア文化都市もその過程の中にあり、さらにはこういう目標もしっかり明確に出してきたと。

それに加えて、様々な23のプロジェクトを含めて、これを完成することができ、そして今おっしゃったように、これまさに事業のその成果を、ピリオドが打てたんだから、これから、さらにその評価を、成果を挙げていく、これが私は、それぞれ一つ一つのこの事業が本当に今、目標に向けた形の中で生かされる、生かさなきゃいけないわけでありますので、そういう意味でしっかりとその効果あらしめるためにも魂を入れていかなきゃいけないし、これが私たちの将来への大きな大きなまちづくりの一つの方向性ではないかと思っております。

そして、さらに加えて、SDGs、まさに誰一人取り残さないというような、本当に私たちが、この行政が必ずやらなきゃいけない基本的なことを推進しながらまちづくりを進めていくということで、改めて私は、この豊島区の向かう方向性というのは非常に明確であり、そして区民にもこれは一番理解をされなきゃいけないわけでありますので、区民とともに将来へ向けてしっかりとした歩みを進めていきたいと思っております。

○西山陽介委員  区長、ありがとうございます。私ども公明党もしっかりと区民のために役割を果たしてまいりたいと思います。

 

【防犯の取組み】

○西山陽介委員 続きまして、防犯への取組みについてお尋ねをさせていただきたいと思います。

いろいろな区民へ議員としての活動をしている中で、安全・安心の取組み、なかんずくやはり犯罪のないまちづくり、そういったことがとかく区民の方から聞かされるところでございます。私も全国的な刑法犯の減少というのは認識しておりますけども、やはり体感治安というもの、これはずっと続くもの、そういったものもあるのかもしれないと思っています。

そこで、まず最初に、現状を確認したいと思いますけども、豊島区においての刑法犯の認知件数の推移、この辺についてはいかがになってますでしょうか。

○黒澤治安対策担当課長  豊島区の刑法犯の認知件数について御説明をさせていただきます。

まず、令和元年中の刑法犯の認知件数ですが、これは、豊島区では4,087件の認知件数となっております。この件数につきましては、その前年の平成30年に比べましてマイナス390件、率でいいますと9.1%のマイナスとなっております。この4,087件というのは、最も刑法犯の認知件数の、豊島区で刑法犯の認知件数の多かった平成15年、このとき1万1,589件に比べて、約65%の減少となっております。

○西山陽介委員  ただ何もしないで減っていったわけではないわけですね。豊島区の本当いろいろな取組みが果たされて、この数字となってきているんだというふうに思います。

様々な豊島区内でのこの防犯に関わる取組み、いくつかあるかと思いますけども、簡単で結構でございます、この防犯への取組みについて御紹介いただけばと思います。

○黒澤治安対策担当課長  豊島区の防犯の取組みですが、いくつかありますが、一つは青パト、いわゆる青色防犯灯付パトロール車の運行、それから町会、商店街等に対する防犯カメラの設置の補助事業、これらのものを実施しております。

○西山陽介委員  わかりました。地域でも池袋西地区ですとか、また巣鴨地区ですとか、地域の皆様共々に防犯パトロールの活動を継続的に地道にされている、その成果も相まってというふうに認識をしているところでございます。

今、防犯の青色付きのパトロールカーとか、そういったお話も出ました。

その一方、昨年悲しい事件が起きてしまいましたね。12月28日、池袋西口公園についてのグローバルリングへの落書きということが、本当に豊島区として、残念なことが起きてしまいました。これに対する対応策というものがどういうことだったのか、その辺について、ちょっと簡潔にまとめていただきたいと思います。

○五十嵐危機管理担当課長  昨年度、委員御指摘のとおり、大変ちょっと心ない落書きというものがされてしまいました。

区といたしましては、その事実を認知して、直後すぐに危機管理対策本部を設置をいたしまして、まずは警察等と情報連携をいたしまして、警察の捜査に全面的に協力し、基本的な捜査は警察にしていただいたというところで、逮捕されたということで、その後、区として裁判のほうに持っていっていただいているというような形で対応をしているというところでございます。

○西山陽介委員  当時のこれについては、対策本部を設置されて、広報課から広報発信もされております。具体的対策、対応策ということについては3点ございまして、警告看板の設置と警備の強化、また青パトによる重点パトロールの実施と、それから警察への捜査の協力と、このようにされているわけでございます。

治安対策担当課長が今、青パトについての防犯も力を入れているということでございました。この青パトというのは、どういう視点で防犯に役立てようとしているのか、それについて、確認したいと思います。

○黒澤治安対策担当課長  青パトの運用の視点ということで御質問でございます。青パトの運用につきましては、まず区内全域の防犯パトロールということを大きな主眼としております。

このうち具体的に御説明させていただきますと、いわゆる登下校時の通学路の警戒、それから区の施設への立寄り警戒、それと現在特殊詐欺の関係がたくさん発生しておりますので、そういったことの抑止の防犯の広報活動、こういったものを中心に現在活動をさせていただいております。

○西山陽介委員  本当に力強いというか、心強い取組みの一つだと思いますけども、そういう青パトでのパトロールをしている中で、結構年月は経っていると思うんですけども、こういうことに出くわしたとか、こういうことをちょっと防ぐことができたとか、そういった何か事例とかがありましたら、この際ちょっとお聞かせいただければと思います。

○黒澤治安対策担当課長  具体的な事例ということでございます。昨年の8月の例でございますが、いわゆる盗撮被害の訴え出というものの適切な対応というものがございました。どういった内容かと申しますと、パトロール中に若干窓を開けて運行しているものですから、「助けて」という女性からの訴え出があったということで、すぐ車を止めまして降りていったところ、盗撮の被害に遭ったということで、その場でその相手を逃げられないような状態にしておきまして、警察官の要請をして、そのまま検挙につながったという具体的な事例がございました。

○西山陽介委員  そうだったんですね。

今日の報道では、昨年4月の痛ましい池袋の事故のことの関連する記事の報道もありましたけども、車に関係するということで、最近では、あおり運転のこととか、そういったものが罰則として整備されたりしてきています。それには、自己防衛するためには自家用車を持っている方はドライブレコーダーを付けたほうがいいんじゃないかと。そういった動きがすごく今顕著になっています。

この青パトにはドライブレコーダーが付いているということでよろしいんでしょうか。

○黒澤治安対策担当課長  青パトには付いております。

○西山陽介委員  それでは、そういった解析も役に立つわけでございます。

何もパトロール、防犯活動は青パトの2台だったと思いますけど、2台に限ったことではないと思います。豊島区には公用車がもう何台ぐらいあるんでしょうね。もう100台近くあるんでしょうか。そういった数があるかと思いますけども‥‥。ちょっと時間もないので、最後の質問にしたいと思いますけども、やはり、この防犯を豊島区で大きく裾野を広げていくという上では、いろいろな視点、カテゴリーがあると思います。地域での防犯活動、そして学校や、そういった学校のほうのPTAの方ですとか、地域の方々の見守りの防犯活動、そういったものもあります。それから街角の防犯カメラによる防犯の仕組みがあると。それから今日、青パトを少し取り上げさせていただきました。やはり公用車による、これは防犯という視点での見守り、こういったものもやっぱりきちっと位置付けたほうがいいんじゃないかと、または位置付けられているのかどうか、最後にちょっと質問したいと思いますけど、まず全ての公用車にやはりドライブレコーダーを設置しているのかどうか、またしないのかどうか、そして、その公用車による豊島区の犯罪のないまちづくりにどのように貢献をしているのか、その辺をちょっとまとめてお尋ねして、私から質問終わります。

○常松総務部長  各部局が車両を保有してございますので、そういった形につきまして、改めて精査をさせていただきたいと存じます。

また、質問の御趣旨を踏まえまして、治安担当部局とも調整をさせていただいて、御趣旨を踏まえた形でまちの治安が向上するように努めてまいりたいというふうに存じます。

 

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